蛍火オタクの日記

舞台、若手俳優さんについて

48回の夏:テニミュ四天宝寺

 

みんなお疲れ〜〜〜〜!!!

 

終わっちゃいましたね。虚無。

体調を崩し階段から落ち肋骨にヒビが入ったりしながらも公演を観れた事に我ながら感動していました。9日〜11日観劇/12日出勤/13日〜15日午前まで自宅療養/15日ソワレから17日の前楽まで観劇って何このスケジュール?ルミネエストの店員さんに「ねえ、働いてるの?」って心配されましたが一応働いてます。朝5時から。

四天公演、元々の推しが演じる大石くんは試合がありません。さらに2次元の方で好きな作品が初の大型ファンイベントを開催するというのもあって岐阜のチケットも手放し……全氷ほど観なくても満足するかなぁと思ってはいたのにいざ始まってみたら遠山金太郎に再び恋をしてしまい結局後々チケット譲渡やTSC当日引き換えまで使いました。

元々蛍火ですし無理なく観るをモットーにしていたので個人的には満足です。

なので振り返ろうと思います。48回、あの日を繰り返した遠山金太郎くん、そして四天宝寺について。まあ彼が舞台上にいる時はほぼ永遠に固定カメラだったので遠山金太郎くんの日替わり行動やらそんな彼を取り巻く四天宝寺のベンチワークを書き連ねます。 順番ごっちゃだったりします。

 

・OP

謙也の「越前…」を遮って「コシマエ…」と言う時の表情なんですが「見つけた」みたいな表情で、普段の可愛い感じの笑い方とはまた違うんですよね。四天曲については推しの台詞で一気にボルテージが上がるのでとっても嬉しい!!どう考えてもドリライで盛り上げる一言だなと思います。確か2/16ソワレでのソロパート、「天下一品 声色も〜」の【い】っぴんのアクセントがもうさいっっこう!!!鳥肌ぶわぁってなった。まさかここで力んだ歌い方をして来るとは思ってなかった…DMじゃなくてお手紙の方で感想書いてしまったから後悔。

・千歳VS橘 

橘さんのオーラに珍しくベンチにいる遠山くんが押されてる。けど小石川達が膝を「大丈夫やで」みたいにぽんぽんしてあげてるのは可愛かった〜。あと3つの扉のあたりでラブルスが毎回遠山くんに説明してあげてるのも大変目の保養でした。普通に開ける日もあれば「開かんモンは壊せばええんやろ?」とばりに破壊するのが…めっちゃ関西…。からの才気煥発の極み。6打で決まる時にちゃんと指で数えてるんですよね。そっからの「6打!」なので無邪気感がすっごくて!千歳橘戦で1番可愛い才気煥発の極みカウントは12球。10まで両手で数えて、足りない分をユウジが足してあげてるんだけど、自然にピースで2足してあげる日もあればそのまま遊んであげてる日もありました。じゃんけんの要領でハサミみたいにちょきちょきしながら遠山くんの手の平にちょっかいかけて、遠山くんが体よじって逃げるやつ。あれ従兄弟のお兄ちゃんが遊んであげてるみたいな光景で癒されました…今日も構ってもらってよかったね遠山くん…試合後にラケットを抱き締めるのも好きだった!

・オサムちゃんとの日替わり

これどっから踏まなくなったん?!?!東京の頃は割と踏んでたよな…??「でっかいオサムちゃんや〜!」みたいなのが凱旋では遠山くんやりたい放題で可愛かった。

筋トレさせたりぐるぐる回転させたり完全におもちゃにされるオサムちゃん…ちなみに優勝は2/16マチネ、千穐楽でやったかくれんぼです。もうかくれんぼってキーワードが出てきた時点で震えてたんですがオサムちゃんの背中にきゅっってくっついた瞬間流石に我慢の限界超えて唸りました。なにあれ?!え、無理可愛い……。あと2/9マチネで隣に同じように丸まったの。猫のごめん寝かな???日替わりで収録してほしいですね!世界平和的な可愛さである。

・オーダー発表

銀さんが発表される時に後ろにごろーんってなってたじゃないですか。あの時起こしてくれる謙也やばないですか?謙也のオタクは分かると思うんだけど遠山くんの起こし方が王子様みたいな手の添え方してる。小石川と残った時の遊びは何種類かあったけど凱旋で見たラケットでお互い顔隠しあってたのは尊くて合掌しました。ラケットで顔隠すの、全国氷帝で黄金ちゃんもやってましたね。

・S3

みんな大好きエクスタシー。白石が唇舐めるの結構終盤で気付いてびっくりした。この時の遠山くんの暴れっぷりは凄まじい。白石のジャージ振り回して謙也に慌てて止められるけどそんな謙也もコケシで歌ってるからくっそわろた。2/9ソワレは財前が遠山くんおんぶしてました幼馴染ありがとう!!ございます!!3rd四天ちゃんのなにが可愛いって、遠山くんを大人しくする為に持ち上げる率が驚くほど高い事…。銀さんに持ち上げられてる時もあれば謙也に持ち上げられて上の段に移動させられてる日もあった。ただしその後「ワイも出来るで!」みたいに謙也の事軽々と持ち上げててかっこいい〜〜遠山くんのそういうとこ好き〜〜!

・D2 

ラブルス天才すぎませんか?!版権とか大丈夫かって心配ですがタッチに変わった日の客席の動揺っぷりはエグかった。テニスしろって全員思ったでしょ……。あの日は白石と謙也が帽子で遊んだり遠山くんがグローブで遊んでました。四天ベンチ物が多いな?!ピンクに関しては…本気で目が足りなかった…。遠山くんはここでも暴れるからオサムちゃんが後ろから抱っこ→膝の上でホールドされる流れがあったり、ポンポンが追加されてからはそれで遊んで白石の視界を遮る→白石の我慢の限界超えて毒手の準備し始めたら慌てて謙也が遠山くん抱っこして膝の上でホールドしたり…。ちなみに私が「3rd財前、遠山くんに甘い説」を出したのはこのピンク中のやり取りからです。遠山くんのことドアップで撮るし、小春のラケットを受け取る為に誰かにスマホを預ける場面で遠山くんにも預ける日があって。この時遠山くんはメガホンの中にスマホ入れて財前が返してーって時に「あれ?どこやったっけ?」みたいなやり取りをしてメガホンから出てきたら、財前が遠山くんの頭ポンってしてて「この財前絶対遠山くんに甘いわ…」と結論が出ました。

・S2

毎公演泣いた(マジで)。亜久津の歌詞にも泣いたし、タカさんが「俺は青学のお荷物にはなりたくない」って歌う所で手塚が首ふってるんですよね。天才かよ。他の方の感想でも見かけたんですけどカチローが血だらけのタカさんを直視できない時に菊丸がその肩を抱いてあげていて。全氷でもそうだったけど彼の菊丸はトリオの事をとてもよく見ている印象。青10ベンチワークの中心はやっぱり菊丸ですね。例のお荷物発言についてはいろんな解釈を見ました。この後全部返ってくることを思うと…キツい…。ここについてはまた後ほど。

銀さんの108球では指折ってかぞえようとしたり、自分の豹柄数えたり、謙也の髪の毛数えてたりどう考えても数えるの大変やろ…www

・D1

ここの遠山くんめちゃくちゃ好き(いつも)。手塚に対して物凄くいい表情する。遠山くんは強い相手を見ると嬉しそうな顔をするから、戦いたいだろうな…って思います。この時はいつもの可愛さが影をひそめて格好良さが際立つので下手から見るのが好きだった。照明の当たり方で目がギラギラして見えるから。

・S1 

「お互いに必要な存在」と言ってくれた2人の一球勝負。歌詞が天才。南次郎の息子に生まれた環境でずっとテニスに触れ続けた「テニスそのもの」で「テニスが俺を作っている」リョーマくんとおスギさんとテニスに出会った「テニスの申し子」で「五体がテニスでできている」遠山くん。限りなく似たようで似ていないからこそ歌詞から同族嫌悪を感じることが多かったです。この一球勝負って私の中では何よりも大切なもので、シーズンでループするテニミュにおいて遠山くんは天衣無縫にはなれない。ただ天衣無縫になる欠片だけは感じられる未来への大きなフラグが出て来て、リョーマくんにとっても遠山くんにとっても大きな出会いの瞬間。でもこの一球勝負の場面で個人的には「演じる意識」というものはあんまり感じたくなかった。テニスを楽しんでいることが何よりも伝わってほしかった。來ちゃんのSNSを見てるとこの子は本当にテニスを楽しんでくれていて、「楽しいってこと以外を忘れちゃう」という言葉も嬉しかったし実際に観ていて楽しさが伝わってくるものでした。最後まで楽しく48球を打ってくれた來ちゃんには感謝しかないです。

四天宝寺について

ちょっとした興味でTwitterでアンケートをとりました。内容は「四天宝寺に闇はあるか」。まだ集計期間なのでなんとも言えないですが、闇を感じる人もいればそうでない人もいて、色んな方の解釈を聞きたい…。ここからはあくまでも私の解釈なのでもし解釈違いを起こしてしまっていてもまあ流してください。私は四天宝寺公演を観て、四天宝寺に闇を感じました。ドロドロとした闇では無くて、純粋だからこそある闇。そもそも財前のお荷物発言ばかり取り上げられているけど四天の子達って言い方が軽いとはいえ残酷なものがちらほらあるなーって思ってます。例えば遠山くんの「最後まで出来るやつおらんのか〜」やS3で謙也が言った「所詮関東レベル」、小春の「あらら、かわいそう」、そして白石が財前をコートから出させたこと。遠山くんは無邪気すぎるからこそS2でも笑顔で声援を送るし、よく考えれば結構残酷。S2でさらにそう来るか、と思ったのは小石川の立ち位置です。吹っ飛ばされるタカさんを悲痛そうに見つめる青学ベンチとは打って変わって四天のベンチは静かに見つめてるんですけど、優しそうな小石川でさえ痛そうだな、みたいな表情しないんですよね。謙也はちょっとしてたけど。あと財前のお荷物発言についても白石、小春、ユウジは怒ってるのに対して小石川は怒っていません。謙也は怒られた財前のフォローに回って、背中をぽんぽんと叩く。なんていうか、小石川が予想外の立ち位置にいることが多くてこれは面白かった…。小石川いて良かった…目立たないけどほら、ドリライで私の推しが急に目立って生写真が完売したみたいな衝撃展開もあるから小石川もまだ諦めないでくれ。四天宝寺は「勝ったモン勝ちや」をキーワードに戦っていますが白石はチームに一勝をきざみつける事が使命だからつまらんと思っている完璧なテニスをやめるつもりはないし、勝つためなら謙也は中学最後になるかもしれない全国大会で戦うことを千歳に譲るし、銀さんに波動球を無効化させるし、財前をコートから出させる。全ては「勝ったモン勝ち」だから。根本にあるのは勝つこと。それを笑かす四天宝寺の明るさでうまく包み込んでいるけれど、シビアな学校だと思います。

このシビアさは背負ってほしいメンバーと背負わせちゃいけないメンバーがいるから難しい。特に背負ってほしいのは白石で、絶対に背負わせたくないのは遠山くん。遠山くんが背負うにはあの8月19日じゃ少し早い気がする。だからこの私の解釈(四天宝寺の根本にあると思っているもの)は四天公演が終わった後出す手紙に書いています。勿論私なんかの手紙で來ちゃんの演技が左右されるものではないと分かっていても、ずっと自然体でいて欲しかったからどうしても公演期間中には書きたくなかったし、頑張れとも言えなかった。だから今吐き出せてとても楽です(笑)

色んな解釈がある中で、D1後の四天ベンチを見るとやっぱりこの学校好きだなぁって思いました。財前にジャージをかけて、ユウジ達が頭を撫でてコートに整列するところ。先輩からの愛情を感じるし、財前っておふざけで触られると拒否するけどこういう時は素直に頭なでられるんですよね。白石に怒られた後もだけど、先輩からのフォローは受け入れる子。コミュニケーションは苦手だけど必要性はわかっているし、信頼関係も一応築けてるんだなと分かったので良かった。財前は特に情報が少ないぶん解釈が大変だったと思います。演じていた彼が「これが3rdの財前です」とはっきり固定してくれたのは嬉しかったな。3rdという世界線で明確に人として作り上げてくれた事が凄いと思う。

 

先代の四天は「原作の瞬間を忠実に届ける才能」にとても溢れている印象でした。

この点に関しては正直今の四天よりはるかに凄いですし、あの再現度を超えられるかと言われたら分からないです。

でも3rd四天の強みは「彼らの生きている瞬間を届ける才能」だと感じました。

彼らの中で四天のみんなはキャラクターじゃなくて同じように人生を送る人間。

この強みはこの先もずっと変わらずにいて欲しいし、どこにも負けてないと自信を持って欲しい。今までの四天も今の四天も愛おしいことに変わりはないですが!

次に会えるのはチムパですね。色々と大丈夫か心配だけどきっと楽しいでしょう。

 

改めて、48回の8月19日を素敵なものにしてくれてありがとうございました。

8月23日は何回繰り返すか楽しみですね。