蛍火オタクの日記

舞台、若手俳優さんについて

全国立海考察①

 

大楽が終わったらもう少し細かく書きますが現時点で感じたことを。

この曲の時にこんなことしてた!とかはまだ書きませんがネタバレありです。

 

試合前の入場めちゃくちゃかっこいいですね。

青学立海、両方の通路横入ったんですが雰囲気の差が凄かった…青学はついに来たぞ、勝つぞっていうやる気に満ち溢れたオーラで立海はなんていうか…2度と負けない決意に飲み込まれそうだった…。ブン太は仁王にちょっかいかけたりしてたんですけど真田が横通った時に肌に突き刺さる感覚が凄かったです。

 

S3  

雷の「いい打球だ」の下り、遠山くんがめちゃくちゃいいんですよ…。四天公演の時もそうだったけど、本当に強い相手に対して見せる表情が好きです。手塚が真田にそう返した時もギラギラした笑顔で頷いているのが最高。

手塚ファントム2014、江副くんに歌ってほしいと思ってたので聞けて嬉しい〜〜!!!信じてた!!!入りのSE聞いて号泣しました。

四天のやぐらは上手ばっかり見ているのでチラッと見て、レポで聞いたくらいなんですが下手にいる財前が試合を見届けられる日と目をそらす日があるらしくて。四天宝寺次期部長の財前が目の当たりにする部長の試合って準決勝の白石のS3、そして決勝の手塚S3じゃないですか。どちらも部長としての覚悟を背負っていて何かを犠牲にして、手塚はあんな腕になっても戦い続ける。リリイベでお荷物発言は青学にタカさんを止めさせる忠告だって話が出ていたので廣野くんは財前が人の痛みや限界を知らない訳じゃない子って解釈をしてると思うんですが、今回手塚から目を逸らしたり逸らせなかったりするのはあのボロボロの手塚の痛みを目の当たりにして辛い部分と、部長としての覚悟に惹きつけられる部分が心の中にあるのかな…。恐らく今回もパラレルワールドとして演じていると思うのでどちらの感情が勝つのからその日ごとに違うのかも。

大石の「油断せずにいこう」の言い方は最初より柔らかくなりましたね!アイシングを当てる前に必ず声をかけて、目を合わせて会話しているのを見ると大石が医療の道に進む未来イメージがつきやすくて好きなシーンです。

 

 

D2 

いやめちゃくちゃつらいな?!?!元々青8乾のオタクなので回想シーンのセリフ泣いちゃうんですよね…。

四天やぐらもつらい。赤いデビルの途中で遠山くんが本気で怒ってます。恐らく「やめろ」かな…身を乗り出して叫んで、赤也が移動したら追いかけて止めようとするけど小石川に必死に止められてる。海堂が悪魔化しかけた時に小春も止めようと叫んでました。あの時の海堂って超えてはいけないラインの本当に際に立っているから小春の思いが「行かないで」なら乾先輩は「行かせない」ですかね…。「でも!」で手を強く引くのもそんな気迫が伝わってきました。そして財前はこの試合で一度はけようとしてるとか…。でも先輩達がそれを許さないのは凄いですよね。部長になったら試合を見ないことは許されないし、なんていうか…この年の四天宝寺の夏は終わってしまったけど来年の夏のためにできることをし始めている感じがして感動してしまった。

そしてこの試合で一番考察したいのは柳です。

「見事だ、貞治」についてですが、この言葉には3つの意味があると思っています。

①あんな状況でもデータを取ろうとしていたこと

②意識を失う最後までテニスを続けようとしたこと

③海堂の悪魔化をとめたこと

 

特に③についてですが、赤也と同じく伸び代のある海堂が悪魔化したとしたら恐らく悪魔赤也と同等もしくはそれ以上の力があるんじゃないでしょうか。柳が副作用についてどこまで知っていたのか不明ですし、乾もそうです。ただあんな状況でも最後まで海堂をいつもの海堂のままコートに立たせるために勝てる可能性のある悪魔化を止めて倒れた乾を見て柳の心が動いたのは確かだと思います。新テニの展開でああなったのもこの試合が大きいでしょうし…。

「赤也」と途中呟くことについては幼馴染としての柳蓮二としてはなんとかしたいけれど、立海の柳蓮二としては何もできないことの表れで、勝つために私情を捨てるのはやはりあのエンブレムを掴んだ瞬間ですかね。この時の感情についてはどうやらサンプラスのお渡し会で聞かれて「今は答えられない」と言ったそうなのでリリイベで詳しく語られるんじゃないかなと思います。

 

正直D2聞きたいことがたくさんありすぎて!こまる!!!

皆さんがどう解釈してるのか知りたいのでブログでもツイッターでもいいので書いてくださると…嬉しい…

 

負けた瞬間小春がやぐらで崩れおちるのも泣けました。

 

 

S2、D1についてはまだ少し気になっていることがあるので確認してから大楽後に書きます。

 

 

初日前に來ちゃんが言っていた四天がいる意味、現時点では立海に対してのスパイスだと思いました。四天は「勝ったモン勝ち」で立海は「強いものが勝つ」考えを持っています。どちらも根底にあるのは勝利なんですが「テニスは楽しまなきゃアカン」四天と「常勝が掟」の立海、ここが大きく違う2校が揃うからこそ立海の勝利への気迫がさらに引き立てられてる気がしました。

 

この公演が終わった時にこの考えが変わるのか、そしてキャストが何を胸に抱いて演じているのか、残りの夏も楽しみです。

 

 

終わり。